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A loved one

女性同士の恋愛を取り扱う百合小説サイトです。オリジナル小説で主に年上×年下を取り扱っています。無断掲載・無断転載・複製・配布等は禁止です。以上の事を踏まえた上でのご入場宜しくお願い致します。

嵐の中の恋だから 

こんばんは、颯です。

こんな時間になんぞやと、思ってるでしょう。

突発的に書きたくなったんですよ。

えぇ、カテゴリ見て分かる通り、、、二次創作ですね。ラブライブの。のぞえり。

二次創作なんて絶対作らないと思ってたのにpixiv漁ってたらなんか物凄く書きたくなっちゃってちゃちゃっと書いてしまって、ついでに皆さんにも見て欲しいなぁ、って、、、

、、、ごめんなさい!あらぶど2週間に1話というペースでタダでさえサボってるのに何別の話書いてるんだ!って話ですよね!

短編だから許して!頑張ってあらぶども書いてるから!

大丈夫です!来週の日曜日には変わらず次話が投稿されますから!



気を取り直して、今回は二次創作ラブライブ!のぞえり、新曲「嵐の中の恋だから」をベースに書かせていただきました。

のんたんの口調が違う。とか、えりちもっと可愛く書いて。とか色々文句はあると思います!
颯の為にその文句、言ってください!次に繋げます!
力不足なので世界観分からないまま書き始めて語句とか違う意味で使っていたら言ってもらえると嬉しいです!

これはあくまでも趣味です。
実際のラブライブ!の話には関係ありません。

二次創作ウェルカム!っていう方、先へどうぞ!あんま百合百合してないけど!

二次創作無理だわ。と言う方、引き続きあらぶどをお楽しみ下さい!


*****



一目惚れをした。



大きな広間のその奥のゴテゴテした玉座に座る国王、の隣の少し小さい玉座に座る王妃。

おっとりと、柔らかく笑うその微笑みと、罪人が見たら塵となりそうな綺麗な翡翠色の瞳、サイドでゆったりと結んでいる紫がかった長髪。



恋に落ちるのは一瞬だった。









一介の女兵士が王妃に恋をしてしまった。



同時に失恋だという事に気が付く。




王妃と女兵士。



天と地ほどの差がある身分の恋に可能性は皆無。
ましてや女。


女兵士はその想いを心の奥底にしまい、消えるのを待った。


でもそれは無残にも王妃自身が掘り起こした。




「あら、お稽古?」


庭園で剣の素振りに集中していたにも関わらず、その声は女兵士の耳に届いた。

素振りの手を止め何気なく振り返る。
後ろで高く結んだブロンドの髪が小さく揺れる。


声の主はーーー王妃。


「っっ!!!」


女兵士は空色の瞳を揺らすが、即座に敬礼の姿勢をとる。


「はっ!!剣の素振りをしておりました!」


その対応に王妃は少し寂しそうな表情を浮かべたのは一瞬。
女兵士が見たのはいつも通りの微笑み。


「そう、邪魔をしてしまったわね。貴女の綺麗なブロンドの髪が金色の蝶なのだと思って来たの」


金色の蝶が見れなくて残念だわ、と微笑む王妃。
ふと、女兵士の目を見て数歩近づき顔を寄せる王妃。
汗だくまみれの女兵士は全力で離れたい衝動に駆られているが王妃のカンに触りかねない。

王妃は翡翠色の瞳をキラキラとさせながら、







「貴女の瞳、綺麗ね。夏の青空みたいだわ」



その言葉を聞いて、

女兵士は、

無意識に、




「王妃様の翡翠色の瞳の方が綺麗です。宝石のようで……」


目の前の王妃の目が見開かれるのと、女兵士が自分の失態に気が付くのは同じだった。


「たいへーーー」

「やめや!そんな恥ずかしい事言わんで!」



即座に謝ろうと頭を下げ、謝罪しようとした女兵士の言葉に被さったのは聞き慣れない方言。

頭を下げたまま固まる女兵士。
女兵士の頭上から「ぁ」と小さく漏れ出た王妃の声。


「……顔、あげて?」


今この状態で、面と向かって話せそうもない女兵士だが王妃の言葉に逆らえるはずが無かった。
ゆっくりと顔を上げると女兵士の視界には、頬を紅潮させ気恥ずかし気に笑う王妃がいた。


「ウチ、慌てると口調変わってしまうんよ」


王妃はいつも通りの女性らしい凛々しい喋り方ではなく、独特なイントネーションの喋り方で話し始めた。



王妃は先代の国王と側室の間に出来た子。
王妃の母上と王妃は隠れるように辺境へ行った。
先代の国王と王太后の間に子が出来なかった為、唯一先代の国王の血を引く王妃を辺境から呼び戻した。
勉強をしたから辺境の言葉遣いは抜けたが驚いたり焦ったりすると出てしまう。



その事を一介の兵士に話しても良いのか女兵士には分からなかった。
でも、王妃は話し終えるといつものゆったりとした微笑みではなく、無邪気な、子供のような笑顔で、


「これ、秘密な」


そう言いながら口元に指をつけるから、心の奥底にしまった筈の想いはその身を強調させようと大きく動き出した。







でも、それは、あまりにも突然に、動きを止めた。



忙しなく走り回り、身の回りの準備を整える。
辺りは重い甲冑を着た兵士で埋め尽くされている。







戦争







隣国がこの国を攻めてきた。
敵軍はもうすぐそこまで来ていた。

ある兵士は城壁に登り矢を構える。
ある兵士は城門のすぐ近くで列を作る。
ある兵士は既に国を出て敵軍と衝突している。



女兵士は王城の門の列の中にいた。
王妃を死守しなければという緊張から剣を握る手がガチガチと震える。
女兵士は心で祈りを捧げる。

せめてもう一度あの綺麗な翡翠色の瞳を見たかった。
ずっと見ていられる、時間が欲しかった。

時代の嵐には逆らえない運命。


王妃と兵士。


王妃は城の奥で身を潜め、兵士は王族を守る為死地へ赴く。

これが当然であり、運命。



王妃に恋した女兵士は王城の門を突破してきた敵軍に剣を振りかざしたーーー





城の奥に身を潜める王妃は想う。


あの空色の瞳を持ったブロンド髪の女兵士の事を。

初めて彼女を見たときの事を昨日のことのように思い出す。


「ねぇ、知ってる?あの日、ウチ一目で好きになったんよ」


そのたった一人の告白は外の喧騒で掻き消される。

大勢の足音が近づいて来る。
そして部屋の扉が大きな音を立てるのと同時に敵軍の大将は剣を突きつけたーーー









城の廊下で息も絶え絶えな女兵士は最後の力を振り絞って王妃の隠れる部屋へと向かう。


何かに躓いて派手に廊下に体を打ち付ける。
コロコロと、転んだ女兵士の視界に翡翠色の綺麗な宝石が転がっていた。




ーーーあぁ、王妃様の瞳みたいだわ。





敵国に捕まり、処刑の道しかない王妃はあと数刻の命。

「出ろ」

乱暴に衛兵が王妃の鎖を引っ張り牢から出す。
黒くボロボロな衣服のように、翡翠色の瞳も黒く、光がない。


兵士に連れられた王妃は久し振りに日の光を浴び、目を細め空を見る。

雲一つない青空で、太陽が爛々と輝いていた。
王妃は徐々に瞳の色を取り戻し、




ーーーあぁ、あの人の瞳みたいやんなぁ











女兵士は想う。








ーーーもし、次の世界があるのなら








断頭台に立つ王妃は想う。








ーーー生まれ変わって


































***


ガヤガヤと教室が騒がしくなるHR後。

周りの人はそれぞれの友達の所へ向かう。
その中に翡翠色の瞳を持ち、紫がかった長髪をサイドにまとめたおっとりした子もいた。

その子は一直線に、空色の瞳を持ち、ブロンドの髪をポニーテールにした外国人風の子の元へ向かった。

机の前に立ち、本を読むブロンドの髪の子を見下ろす。
トンと机に両手を置き、


「夏の青空みたいな綺麗な瞳やね!」


ニッと口角を上げて独特なイントネーションで話しかけた。
ブロンドの髪の子は訝しげそうに顔を上げ女の子の顔ーーー瞳を見て、


「貴女の瞳の方が宝石のようで綺麗だわ」


そう言った事に自分でも驚きを隠せないブロンドの髪の子はハッと口に手をやり俯く。

対面の彼女は顔を赤くしながらも子供のような無邪気な笑顔で、


「ウチ、東條希!貴女の名前教えてくれへん?」


その言葉にブロンドの髪の子は口に当てていた手をゆっくりと話し、翡翠色の瞳を真っ直ぐに見つめ、


「綾瀬、絵里よ」














ーーー今度は幸せになろうって誓い合おう

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category:  ラブライブ!

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コメント

めっちゃ良かったです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

名無し #- URL [2016/02/21 19:54] edit

Re:

ありごとうございます!
何も反応がなく、あ、やらかしたかな。とか思ってたんですけどホッとしました!
颯 #- URL [2016/02/28 16:12] edit

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