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A loved one

女性同士の恋愛を取り扱う百合小説サイトです。オリジナル小説で主に年上×年下を取り扱っています。無断掲載・無断転載・複製・配布等は禁止です。以上の事を踏まえた上でのご入場宜しくお願い致します。

第17章 温もり① 


こんにちは、颯です。

なんと、アラブド、まだ、続きます。

いつ終わるんだよ!ダラダラ続けてこれ以上駄作にする気かよ!

なんて思ってる方もいらっしゃると思いますが、私の中での超大まかな構造はだいたいあるので、その通りにやりたいなぁと、

でもオチ考えて無い。

でもなんか今この状況で終わらせちゃったら、「え、一体何がしたかったの?」ってなってしまう気がするので止めません!!

取り敢えず入れたいシチュ突っ込んでるだけの駄作なのでこれ以上の駄作になら無いようにと祈りつつ、頑張ろうと思います。

読者の皆様。最後まで、温かく見守っていただけると幸いです。

よろしくお願いします。



*****

別れた恋人たちはもう友達にすら戻れない。


なんて思っていた。

ついさっきまで。



「楓おはよー!」



後ろから元気な聞き慣れた声が聞こえると同時に背中に衝撃。

「あ、お、おはよう」

ちらりと後ろを見ると綾香が後ろから抱きつく形で私に乗っかっていた。



綾香が。



私のことを嫌いになってもいいレベルで私は綾香を傷つけた。
それなのに、綾香は相変わらずの態度でいた。


「ねー楓ー?」
「んー?」


綾香は後ろから覗き込み、笑顔で、











「フられたー?」

「えぇ!!??」


なんて言うもんだから、気を使われてる、なんて気付きもしなかった。


「ば、バカ!!声大きいわ!!!」

「楓の方が声デカイー」


すっとぼけた顔で耳を塞ぎ私から離れ、改めて綾香は私の顔を覗き込む。

「んーその様子だとフられてないみたいだねー」

フられてたら綾香ちゃんが慰めてあげようと思ってたのになー、なんて言いながら教室へ入って行く綾香。



そして、




ポン


と、肩を叩かれる。


「うぇ?」


咄嗟に振り向くと、そこにはニタニタ顏を優輝が。


ニタニタ。


「な、なんだよ」

何も言わずにただニタニタしてる優輝。見て思わず一歩下がる。


ニタニタ。


「いやー、フられて無いんだなぁ、と思ってたとこだよ」


あ、これヤバイ奴だ。

そう思った時には既に手遅れーー



「僕も君のために色々尽くしたなぁと、修学旅行や小さい相談事、喧嘩の際の後押し、……色々尽くしたなぁ」

「そんな色々じゃなくね!?しかも殆どお前のお節介じゃん!」



ーーではなく、実際は全然ヤバくなくて今まで優輝がしてきたお節介をつらつらと上げているだけで、私には何のダメージもない。


ただ、




ポン


と肩に手を乗せ、





「ありがとう、って言い切れないくらい感謝してる」



そう、ニッと笑顔を浮かべ私は背を向け教室に入る。

優輝は、しばらくそこに立ち尽くし、




「マジで何なのあいつ」



ハァーと白いため息をつき手のひらで顔を覆って、隠し切れてない口元には笑みが浮かんでいた。



しばらくそこに立ち止まっていた優輝だが、ふとぶるりと体を震わす。

窓の外を見ると、




いつの間にか雪が降り始めていた。



***



椿さんと付き合い始めて数日が経過した。



あれから椿さんに会っていない。

毎日連絡はしている。
明後日に初めてのデートの約束も取り付けてある。


平和といったら平和だ。








ーーーただ、



本当に私でいいのだろうか。



中の下くらいの顔面偏差値が上の上と付き合うだなんて話聞いたことない。






しかも、女。


……やっぱ、悩んだ時はコレだな。




@楓
だれか、いる?



そう、ぽつり。
お久しぶりのSNSだ。

最終更新は数ヶ月も前だ。
しかも特に意味のない投稿。



レーダーくんさんが「だれか、いる?」をRT・お気に入り」しました。

@レーダーくん
かえきち久しぶり

@楓
お、いや、レーダーくんも結構久しぶり過ぎない?

@レーダーくん
うん。かえきちの恋愛相談ブームに乗り遅れた

@楓
いやいや、ブームなってないから

@レーダーくん
んで、今回は俺ブームに乗れた感じ?

@楓
んまぁ、もういいや。うん、おめでとうブームに無事乗れたよ

@レーダーくん
よし。今回はどんな悩みだ。事情はあいつらから聞いてるから分かるよ

@楓
悩み確定かよwまぁ否めないけど。

@楓
自分に自信が持てないんですよ

@レーダーくん
俺も

@楓
、、、え!?それだけ!?あれ!?なんか元気付けてくれるとかそんな感じかと思ってた!

@レーダーくん
逆に俺も元気付けて欲しいくらいだ

@楓
お久しぶりのレーダーくんは使えないらしい

@レーダーくん
使えなくはない。話は聞ける

@楓
成る程な。ありがとう

@楓
じゃあお言葉に甘えて。結局私、あの電車の美人さんとハッピーエンドを迎えたわけですよ。相手も私のこと好きって言ってくれてすっごく嬉しいんだよ。でも、本当に私でいいのかなって。あの人は普通に異性が好きで、普通の幸せな家庭を築ける人が私なんかと付き合っていいのかなって。そりゃ勿論告白したのは私だけどそれはもう当たって砕ける前提で言ったようなもんだったし……

@レーダーくん
へー

@楓
あれ、レーダーくん。聞くことすらできない?

@レーダーくん
そんな事はない。おでんの具ははんぺんが好きなんだよね

@楓
はんぺんとか一文字も出てない

@レーダーくん
長いんだよ!!

@楓
聞いてくれるんじゃなかったの!?

@レーダーくん
後悔してる

@楓
もうお前どっかいけ!



結局、悩み事相談に最適なぽつりは聞いてくれる人によって解決率100%にも0%にもなるらしい。


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category:  第17章温もり

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コメント

こんにちは!
管理人さんのお話と登場人物たち 好きです!
なので続いてくれて嬉しいです(*^^*)
メスコ #- URL [2015/11/22 15:29] edit

Re:

コメントありがとうございます!
好きと言ってもらえて嬉しいです!

楓たちも隠しきれない笑みを浮かべならが喜んでるんじゃないでしょうかねぇ、、
颯 #- URL [2015/11/23 19:26] edit

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