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A loved one

女性同士の恋愛を取り扱う百合小説サイトです。オリジナル小説で主に年上×年下を取り扱っています。無断掲載・無断転載・複製・配布等は禁止です。以上の事を踏まえた上でのご入場宜しくお願い致します。

第14章 限界① 

こんにちは、颯です。

急展開です。

急展開すぎてごめんなさい。

あと、いつもそうですけど14章は特に駄文です。




*****



そしてーーーあっという間に1年が過ぎた。



……え?雑過ぎる?
うるせぇ、どうせ私の1年なんて何も無いよ。



私は、3年生に、LJKになった!!!
最後の!女子!高生!

受験という名のプレッシャーに押しつぶされながらもなんとか、名前を言えば大抵の人は知ってる大学に推薦合格。


季節は冬。
椿さんと出会った季節。

椿さんへの気持ちは相変わらず伝えられず、増す一方。





その気持ちが最近、溢れ出てくる。





苦しい。


痛い。


辛い。




伝えないことがこんな苦しみを伴うなんて思ってもなかった。



逃げたい。


逃げたくない。


伝えたい。


伝えたくない。



矛盾した心を持ち、遂にーーー








「楓?大丈夫?」









椿さんにすら隠せなくなっていった。



「う、あ、あぁ!大丈夫っす!……電車、電車来ました、電車」


いつもの待ち合わせの椅子に俯き座って待っていたらいつの間にか椿さんが隣に座っていた。


苦しい。


立っていたならまだしも座ったことに気が付かないのはさすがにまずい。


笑顔を作り椿さんを安心させると、相変わらずの満員電車に乗り込み、つり革に掴まり動き出す景色を見つめる。


苦しい。


「楓?」
「……はい?」

ふいに椿さんが私の手元を見ながら心配そうな顔をする。

「そんな強く握らなくても……」

意味がわからない。
私も椿さんの視線に目を向けるとそこには、つり革に掴まった私の手があった。



しかし、その手はつり革を強く掴み、力を入れすぎて白く変色しプルプルと震えていた。




無意識。




ハッと気がついた私はすぐに力を緩める。


「本当に大丈夫?」


そう、顔を覗きながら心配する椿さん。


ズキっと心臓に亀裂が入るような痛みがくる。


苦しい。


「え、えぇ、大丈夫です。今日は電車の揺れ凄いですね」


椿さんは私が気持ちを言いたくないということに気が付いたのか、それ以上聞くことはせず心配そうな顔をするだけだった。



苦しい。



気持ちを伝えないことがこんなに苦しいなんて知らなかった。





ただ、私の一方通行で良かった。
でも、その一方通行にも限界があった。


ただ、側にいるだけで良かった。
でも、振り向いて欲しいと思ってしまった。






苦しい。




嫌だ。




辛い。




嫌だ。















もうーーーーー限界だ。









「じゃあ楓、学校頑ーーー」
「椿さん」
「ん?」







「今日の22時、いつもの待ち合わせ場所で待ってます」







「え?」
「じゃ、お仕事、無理しないでください」
「ちょっと待って!ねぇ!楓!」


椿さんの呼ぶ声に振り向くことなく私は歩を進める。





もう限界だ。



苦しいのは嫌だ。






だから、
この気持ちは、

























今日でーーー終わりにする。













その、2人だけの約束が第三者に聞かれていたとは知らず2人は別れた。

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category:  第14章限界

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