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A loved one

女性同士の恋愛を取り扱う百合小説サイトです。オリジナル小説で主に年上×年下を取り扱っています。無断掲載・無断転載・複製・配布等は禁止です。以上の事を踏まえた上でのご入場宜しくお願い致します。

第12章 前より……④ 

こんにちは、颯です。

今日は、このブログを立ち上げてから1年が経ちました。
いやいや、早いもんですね。

こういう記念日覚えてるの女の子らしいですね!……なぁんて思ってくれちゃっても構いませんよ???

まぁ、1年が記念日♡(←)だからって特に番外編とか書くつもりはありませんよ。
早くイベント日の読み切りとか書きたいなぁとは思ってますが……果てしないですね。頑張ります。


それと、次週から週2投稿になります。
毎週を楽しみにしてらした方には本当に申し訳ありません!!!

颯にもっと国語力があればね、、、こんなことにはならないのにね、、、


あと、タイトル変わってますね。
書いていて思ったんです。

タイトル違くね?って

「本当の私」より「大切な人」
の方がまだそれっぽいのであっさり変えちゃいました。

優柔不断でごめんね!


もう1つ優柔不断で変わったことが1つ。

サイト自体変ってるよね!!

1周年だからって変えすぎだよね!わかってる!
でも1周年だから許して!



気を取り直して、
 
1年前から読んでくれた方、途中から読んでハマってくれた方、数少ない読者様のお陰でここまで書いてこれました。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。




*****




「椿さん椿さん!次あれ行きましょう!」


後ろから、クスッと笑う声で振り返る。













天使や













  そこには光に照らされ神々しいオーラをまとい、聖母のような微笑みを浮かべた天使ーーー椿さんがいた。



私の足は止まりボーッと椿さんを見つめる。



その視線の先の椿さんも足を止め、首をかしげる。



「行かないの?」
「………………あぁ!いや!行きますよ!ほら!早く!」



照れ隠しで大きな声を出して足早に次の目的地に進む。



再びクスッと笑う声と同時に後ろからまた歩き出す音が聞こえる。




あぁ、恥ずかしい。

あれは卑怯だぜ。




***




  そらのたび、とかいうプラネタリウムの建物に入って星を見上げる。
そこにはいくつもの光が形を作り眼前に広がっていた。
その光は豆電球とか、科学的な光。でもーーー





「「綺麗」」




少し低めの、感情の色が見えにくい声と、スッと透き通る、凜とした鈴の音の声が重なる。

隣を見上げると、椿さんも見下ろしていて、目が合った。
微笑む椿さんと、プラネタリウムの星の背景が幻想的で、言葉を失う。


椿さんは、何を言うでもなく再び空に顔を向ける。


「綺麗ね、本当に」


意味ありげに、もう一度つぶやく。
その横顔は、幸せそうに、でもどこか寂しげに笑っていた顔が、印象的だった。



「あれがオリオン座です……ってそのくらいわかりますよね……すみません」



空の砂時計のような形をした星を指で辿る。


「あ、あと、あれとあの赤いやつの下のやつとーー……が冬のダイヤモンドって言うんですよ」


つい自分の知識を人に教えたくなってしまう自分の性格が恨めしい。
なにが、冬のダイヤモンドって言うんですよ、だ。
大人に教えるとか馬鹿だろ。馬鹿にしてるって思われちゃうだろ。


「定番のやつしか知らなーーー」




「冬のダイヤモンド……知らなかった。そんなロマンチックな星もあるのね……冬の、ダイヤモンドかぁ」


  
定番のやつしか知らないと、無知をアピールしようとしたところで、椿さんがその星を見て目を輝かせるものだから、星なんかよりも椿さんに目を奪われた。


椿さんの方が背が高いから、星を見てるフリしてガン見出来るのをいい事に、さっきからガン見してる。怖いくらいに……いや流石にそれほどじゃないけど。


椿さんは私の視線に気づくことなく先へ進んだ。




***




春夏秋冬の星を堪能した後はお土産屋さん。

私は、密かに、お揃いを買おうと企んでいた!!!!!
お土産屋さんに入ると自然と別行動になってそれぞれの好みの場所へと散った。


それがいけなかった!!!!


なぜ、あの時離れてしまったのか。
一緒にいれば提案とかできたのに。
馬鹿なのか。馬鹿だな。知ってた。




よって今、私は椿さんを、尾行している。




尾行と言っても、そんなあからさまにコソコソしたやつではなく、椿さんの近くで商品を見て、移動したら一緒に移動する程度だ。


ちなみに椿さんは今、クッキーの缶詰を見てる。

それじゃお揃いできない!

食べ物のお揃いって!

しかし、それを棚に戻し椿さんは別のコーナーに向かう。

そそくさと私も椿さんの後をついて行く。








ーーーーーチリン








ふと、音がした方を向くと、手のひらサイズのクマのぬいぐるみキーホルダーがズラリとぶら下げられて並んでいた。
首に紐でぶら下げられてるビー玉サイズの鈴が鳴った音だ。


何故か、それから目が離せなくて、気がつくと手に取っていた。











「それ、欲しいの?」











ハッと振り向くと椿さんの顔が目の前にあった。


「ぬおっ!?」


「それ、欲しいの?」


椿さんが再度同じ言葉を投げかける。


「え、あ、ん、まぁ、はい」


なんか私がこんな可愛らしい物を持っていたら笑われそうだったが、私はこれが欲しかった。






「じゃ、買おっか」






にっこりと笑う椿さんの手にも色違いのクマのぬいぐるみキーホルダーがぶら下がっていて、持ち上げる時の揺れで、チリンと音が鳴った。

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category:  第12章前より

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